経鼻内視鏡検査(胃内視鏡検査)|新宿区の内科・胃腸科

早稲田クリニック

  • 0332082007
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経鼻内視鏡検査(胃内視鏡検査)

経鼻内視鏡検査(胃内視鏡検査)とは

内視鏡とは、外から見えない身体の中を、先端にレンズのついた管状の機器を入れて観察し、場合によっては処置・治療をする医療機器です。
日本では胃や大腸の疾患を抱えている方が非常に多いため、内視鏡による検査が行われる場合が多くあります。 内視鏡はバリウム検査などに比べ体内の状況が正確に把握できるため、より精度の高い診断が可能になります。

こんな方にお勧めしています

主に食道・胃・腸などの各部に不調を感じている方にお勧めしています。
病名としては 食道炎・胃炎・胃がん・食道がん・大腸がん・ポリープなどの診断が可能です。

以下の症状に心あたりはありませんか?

  • 喉に痛みがあったり、喉がいがいがして声がかすれることがある
  • げっぷがよく出たり、口まで酸っぱい液がこみ上げてくる
  • 胃がもたれている
  • 咳がよく出る
  • 常に胃のあたりに不快感、痛みがする
  • 胃もたれや食後の腹痛
  • 胃のむかつきや吐き気がある
  • 食欲不振
  • 血の混じった便が出る
  • お腹がはる
  • 下痢
  • 便秘

当院の経鼻内視鏡検査(胃内視鏡検査)の特徴

当院では最新型の経鼻内視鏡を導入し苦痛の少ない検査を行っています。口から挿入する内視鏡では喉の反射の強い方はどうしても「おえっ」となってしまうことがありました。細い内視鏡で鼻の孔から挿入すると「おえっ」が少なく楽な検査を受けることができます。また検査中に口をきくことができますので、不安や苦痛を訴えたり、疑問点を質問することも可能です。従来の経鼻内視鏡では画質が問題とされていましたが、最新の内視鏡システムは通常内視鏡に匹敵する鮮明な画質が得られています。患者さんにさらに優しく高精度の検査を受けていただくことが可能になりました。

安心のフォロー体制

検査中に何か異常がありましたら専門施設での精密検査を迅速に手配いたします。鎮静剤使用の検査や大腸内視鏡検査につきましては、関連施設をご紹介いたします。

検査を受けながら顔を見て話せます

検査を受ける際、患者様は不安や恐怖心を抱いていることも少なくありません。当院では患者様の不安が少しでも緩和されるように、医師と顔を合わせながら、検査を進めて行きます。次にどの部分を診るのか、どんな検査かといったこともその都度説明しています。患者様から質問があった場合にはそれにこたえながら検査を進めますので、患者様も安心して検査に臨めます。検査の苦痛を和らげられるように、必要最小限の検査にとどめています。

検査で使用する内視鏡

検査で用いる当院の内視鏡は、最新鋭の経鼻内視鏡です。鼻から入れるもので、鉛筆よりも細い直径です。非常に細い管なので、器官の細い人などにも使いやすく、口からの内視鏡と比べても、鼻からの検査の方が喉の反射も軽減されるので患者様のご負担は軽減されます。また、検査中に患者様が医師と話しながら検査を進めることもできます。
従来の経鼻内視鏡は画質が低かったのですが、最新のものは高画質で見ることができるので、患者様にとっても医師にとっても安心できる内視鏡と言えます。

経鼻内視鏡検査(胃内視鏡検査)の流れ

1
問診

診断をする上で、欠かせないのが問診です。過去にどんな病気にかかったことがあるか、内視鏡検査をしたことがあるか、薬剤アレルギーがあるか、現在どんな薬を内服しているかなどをお聞きします。

2
消泡剤を飲みます

胃の中に食べ物の残りなどがないように、前日や当日の朝から絶食にしますが、わずかな食べかすで正確な診断ができなくなることがあります。それを防ぐために消泡剤という白い液体を飲み、胃の中をきれいにしてから検査を受けます。

3
鼻腔に局所血管収縮剤をスプレーします

鼻から内視鏡検査を行うに当たって、鼻の粘膜を収縮させて内視鏡を入れるときに鼻出血することを防ぎます。また、局所血管収縮剤を使うことで鼻の通りも良くなり内視鏡がスムーズに入るようになります。

4
鼻腔に麻酔薬を注入、局所麻酔を行います

鼻腔に局所血管収縮剤をスプレーしたら、次に麻酔薬を鼻腔に注入します。注射器型の注入器やスプレー式などがありますが、鼻腔の麻酔は局所麻酔なので身体への負担がとても軽く、意識が遠のいたり眠くなることはありません。

5
麻酔薬を塗ったチューブを挿入します

麻酔薬を塗った細く柔らかい素材のチューブの先端を鼻腔に入れます。内視鏡と同じくらいの細さなので、実際の検査をイメージすることができます。炎症で鼻の中がむくんでいる時にも効果的で、鼻の穴の痛みを緩和させることができます。

6
鼻から内視鏡を通します

鼻からの内視鏡は、前処置を行った側の鼻から行います。わずかに痛みを感じる人も中にはいるようですが、局所麻酔が効いているので通常痛みはほぼ感じません。喉を何かが通っている違和感がある程度です。

7
胃の中を見ます

内視鏡は先端にカメラが付いているので、カメラの映像をモニターに映してお腹の様子を隅々まで確認します。胃の中がどういう状態か、逐一医師と話しながら検査を進めていきますので、質問などがあればその都度医師に確認することもできます。

8
検査終了

検査は10分程度で終了します。気分が優れなかったり、体調が悪くなった場合は無理をせずに医師にその旨を告げてください。飲水は30分〜1時間程度で可能です。検査後、特に何もなければ歩いて帰宅することができます。

注意点

  • 前日の夕食は午後8時までには済ませてください。消化の良いものが理想です。
  • 前日の午後8時以降、当日の朝は水やお茶以外の飲み物は控えてください。朝食も摂らないでください。
  • 鼻の手術経験のある方やアレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症などの方は、鼻からの挿入ができないことがあります。
  • 鼻の痛みや違和感が生じる場合があります。また、検査後にくしゃみや鼻水などが出る場合がありますがしばらくすると落ち着きます。
  • 頻度は高くありませんが、鼻からの出血も考えられます。血管収縮剤を使用して出血は抑えますが、肝硬変や血液疾患をお持ちの方や抗血小板薬などを服用中の方は止まりにくいことがあります。

思いもよらぬ病気に気付く前に

下痢、便秘、お腹が痛い、お腹が張る、胃がもたれる、むかむかするなどちょっとした事でも思いもよらぬ病気の可能性あります。詳しくは内科、消化器内科・胃腸内科をご覧ください。

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